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ju-hachi

2019/6/26 ドン・キホーテ全3幕[英国ロイヤル・バレエ団] 感想

英国ロイヤル・バレエ団の来日公演を観てきました。

目当てはナターリア・オシポワです。

 

ウェブ動画ではたくさん見たことはあるダンサーだけれど、一度は生で見ておきたい、と思って彼女主演の日を選んでチケットを購入しました。

ということで、ロイヤル来日ですが結局ロシアダンサー組を見ることになりました。

 

キャスト表(クリックで拡大)

casts Don Quixote

 

 

 

オシポワは、全体的にはどこか省エネ感否めなかったのですが、素早い回転も高い跳躍も超人的でした。

1幕キトリのヴァリエーションの連続ピルエットは目も止まらぬ凄まじい早さ!

また、2幕のグランジュテの連続では弾けるような、溌剌としたジャンプなども見せてくれました。

 

バジルのワディム・ムンタギロフは茶目っ気のあるどこか優しげな感じですが、バジルよりどうしても「王子」がしっくりくる居住まいでした。

 

オシポワ、ワディムとも安定した技術で危なげなく、全く安心して踊りを見ることができました。

 

メルセデスのベアトリスはまぁ、よかったのですが、ズッケッティのエスパーダは少し背が低めなのでどうしても迫力に欠けて見えました。

平野亮一さんのエスパーダを動画で何度か見た印象が拭えなかったのも原因かもしれないです。

ご本人はイタリア人ということで、鋭い動きも良く、雰囲気はすごくよかったと思うのですが…

 

アコスタ版ドンキは初めて見たのですが、ダンサー達が突如、よく聞き取れない歓声をあげるのは、あまり好きでなかったです。

個人的にはただびっくりしただけだったなぁ、と思います。

演劇的な要素?なのでしょうか。

そのような点が強く出ているところは、ロイヤルらしいといえばらしいのかもしれないですが。

 

ジプシーの踊りは床まで使った力強い振り付けで見応えがあっていいなと思ったのですが、夢の場などの舞台装置や衣装などもやっぱりあまり好みではなかったなぁ…と思います。

とはいえ、舞台からバレエ団一丸となって作り上げた祝祭的な盛り上がりがこちらにも伝わってきて素晴らしい公演ではあったと思います。

 

ラスト、投げキッスで締めたオシポワに、こちらも惜しみなく拍手を送りました。