18

18

ju-hachi

2019/12 ロシア観光ビザを自分で申請した話

年末のロシア旅行に向けて観光ビザを自力で申請してきたのでその体験談です。

 

申請と受け取りで平日午前中に2回も大使館に行かなければならないので、書類不備でつっかえされたらどうしようかとびくびくしながら必要なものを用意しました。

 

 

 

必要なもの/こと
  1. パスポート原本
  2. 電子査証申請書(EVA)(所定欄にパスポートサイズの写真を貼り、日付とサインを記入)
  3. バウチャー
  4. クレジットカード(支払いはカードのみ、11営業日以降受け取りなら無料なので不要)
  5. ロシア大使館領事部に行く場合)インターネットで事前予約

 

バウチャーは宿泊予定のホテルにビザ取得サポートをお願いして、送られてきたフォームから申請できました。

費用は500RUBでした。

 

私は申請フォームをくれたのとは別のホテルにも宿泊予定だったので、フォームに別のホテルの情報も自分で追加して申請しました(できてよかったです…)。

 

申請後、数分とたたずにメールでバウチャーのPDFが送られてきて、それを印刷して持って行きました。

 

こんなんでほんとに大丈夫か…と不安になりつつも、とりあえず、バウチャーには”スタンプと署名があれば大丈夫!”というどこかで読んだ情報を信じて持っていきました…。

 

結果としては大丈夫でした。

 

電子査証申請書(EVA)はバウチャーの番号や旅行会社の住所が必要になるので、バウチャー取得後に行うことになります。

 

パスポート番号なども必要です。

 

記入にあたってはいろいろな方が書かれている記入方法のページなどをすごく、すごく参照させて頂きました…。)

 

インターネットの事前予約は今年7月から必要になったらしいです。

 

予約フォームなどには特に躓くところはないと思います。

 

1分単位で予約時間が設定されており、予約と同時に確認のメールが送られてきて、キャンセルや変更の場合の申請リンクなどもメールに書かれていました。

 

予約1週間前になると、同じアドレス宛にリマインダーも送ってくれます。

 

申請当日、特に予約番号などは不要でした。

 

申請

私は東京・神谷町にあるロシア大使館領事部に申請に行きました。

 

領事部までの行きかた。

神谷町駅2番出口を出て右に進む。

 

road

 

坂道を上って突き当りの、赤い建物を右に曲がる。

 

road

 

曲がったところ、奥に見える白い壁沿いを歩いていく。

 

road

道なりに進むと左手に大使館の門が見えてきて、そこを超えてさらに進むと領事部の入り口がある。

 

大使館の塀沿いに警備がかなりの数いてものものしかったです…。

 

 

この道を通っている時点で既に心拍数が上がっていました。

 

 

予約時間の20分は前に到着してしまったが、書類に写真貼り付けやサインなどをまだ行っていなかったので、中に多分スペースがあろう…と思って中にいくことにしました。

 

すると門をくぐって進んだすぐ角のところに思いがけず人がいて、心底驚きました。

 

きっとロシア人…。

 

「こんにちはー」と日本語であいさつされて、「予約時間いつ?」と英語で尋ねられました。

突然のこと過ぎてさっぱり英語が出てこず。。

 

どもりながら英語で、時間と名前を念のため伝えると、多分予約者の一覧表みたいなものに丸をされて「どうぞー」と奥に通されました。

(このロシア人はかろうじて愛想がありました…。)

 

 

奥に進むと扉があり、左右に部屋のある場所につきました。

 

左の部屋は申請窓口があり、人が並んでいるようです。

右の部屋は待合のようで椅子が並んでおり、左手の机にはさみやペンなどの文房具が用意してありました。

ちなみに、のりは置いてなかったです。

 

ひとまずこの右の部屋で写真を貼りつけてサインをしました。

 

 

予約にはまだ時間があったのですが、名前や番号を呼ばれる様子もないので左の部屋に行って窓口の列に並んでみました。

 

その後も誰も名前などは呼ばれる様子もなかったので、予約時間はあってないようなものなのでしょうか…?

 

 

予約メールにも記載があったのですが、この時の申請窓口は2番。

 

数人前の人が、書類不備か「申請し直してください」と言われていてまた心拍数があがってしまいました…。

 

(直す個所は口頭で説明と、書類に蛍光ペンを入れてくれていたのがチラっと見えました。)

 

自分の番になり、机の引き出しのような穴?に必要な書類一式をぽん、と入れます。

 

頑丈そうなガラス越しの(やや不愛想な)職員が引き出しのようなものをスライドすると職員の方に書類が行く仕組みになっていました。

 

すぐに書類を確認され、「無料でよいですか?」と聞かれました。

 

一応、受け取り予定日の○月○日は無料で大丈夫か、と尋ねると、大丈夫と返事をもらえたので、そのまま無料で申請しました。

 

その後、すぐ隣の3番窓口へ案内されました。

 

この間1分あるかないかくらい。

 

(書類不備でつっかえされないかびびりまくっていたのでもっと長く感じましたが…)

 

 

どうやらパスポート引き換え用の用紙の引き渡しと、受け取り日の関係で支払いが必要な場合は申請窓口隣の3番窓口で行うという流れのようでした。

 

パスポート引き換え用の簡素な用紙を渡されたら手続きは終了のようで、無事に用紙を受け取ることができました。

 

 

この時、一緒にロシアに行く予定の人の分のパスポートを代理で受け取らねばならない可能性があったので、「なんでまだいるんだもう終わりだあっちへ行け」と言いたげな3番窓口の職員に、「別の人がパスポート取りにいってもいいか?」と尋ねてみました。

 

職員には(すごく嫌そうだったが)うなずかれたので、多分代理受け取りも大丈夫なのだろうかと思います…。

 

 

不安でいっぱいだったのですが、申請はひとまず終了。

安心しながら帰路につきました。

 

受け取り

ビザの受け取り時間は9時30分~12時30分。

 

引換の紙にも記載があります。

 

受け取り開始日時も同じ用紙に記載があるようです。

 

 

受け取りは申請した窓口と同じ場所に行けば大丈夫です。

 

入り口入ってすぐにいる(この前と同じ辛うじて愛想のある)人に引換用紙を見せたらスムーズに中に通れました。

 

 

3番窓口で引換用紙を渡します。(例の引き出しのようなものにポンと入れる。)

 

「ここにサインしてください」と日本語で言われ、用紙を渡されるのでサインして返します。

 

すると、引換用紙と同じもの?が巻かれたパスポートが返ってきました。

 

 

受け取りは以上。

 

あっさり、3分かかるかかからないか、というくらいで終了した。

 

ちなみに申請時と受け取り時、担当者は全く同じ顔ぶれでした。

 

同行者は自力で受け取ることができたので、別人の分が本当に受け取り可能かは実践できませんでした。

 

同行者の受け取り時は、パスポートを渡された後に「中身確認してください」と言ってくれたらしいです。

 

私も念のため確認。

 

ビザは出国日程が申請した日程+1日されていました。

 

まぁ、飛行機飛ばないとかあるよね。

 

あと、前に並んでいた人がコピーをとっていなかったらしく、返却して欲しいと頼んでいたのですが、申請で使ったバウチャーは返してもらえないので、必要なら必ずコピーは事前にとっておいた方がよいと思います。

 

 

都内在住なら、交通費だけで済むので大変おすすめです。

 

あとこんな機会でもなかったらロシア大使館に行けないですしね。