暖冬で結局雪のなかったロシア・サンクトペテルブルクへの年末年始の旅行。
準備したものと良かったものなど。
ビザ取得
こちらの記事で。
もうサンクトペテルブルクも電子ビザになって大使館では取得不要になるかもしれないけど…。
ロシア・ルーブルをいくら持っていくか?
かなり迷ったのですが、移動含めて10日間で、日本円で3万円分くらい事前に両替していきました。
現地でのキャッシングはしない前提だったので少なすぎるかと思いましたが、結局のところ観光地・観光客が行くお店はたいていカードが使えたのでもっと少なくて良かったです。
ただし、マリインスキー劇場内はショップ含め現金オンリーだったので、劇場で飲み食い買い物を多くしそうな場合は少し多めの方が良いかもしれません。
服装、持っていった物など
基本はタイツ+やや厚手のズボンでまぁ、凍えること無く過ごせました。
厚手の靴下
セーター
ユニクロのウルトラライトダウン
年末年始に深夜に出歩いた時は丈の長いダウンと重ね着しました。
丈の長いダウン
帽子つきが便利です。
また、防水・撥水で水が染みても色が変わりにくいものが良いと思います。
多少の雨でもそのまま過ごせます。
私は変色してしまうものを買って失敗しました。。。
ズボン
買い足したワークマンの防風パンツがよかったです。
”HP002C STRETCH(ストレッチ)マイクロウォームパンツ” 2,900円
裏地のフリースが分厚いです。
ちょっと見た目のおしゃれは置いておけば、これだけで下にタイツを履かずに過ごせました。
ブーツ
これも、ワークマンのブーツが良かったです。
”FC022 防寒ブーツ ケベックFieldCore フィールドコア” 1,900円を購入して履いていきました。
私の足のサイズはかなり大きい(25.5cmくらい)ので、厚い靴下をはくこともプラスしてLLサイズ。
値段も安く、寒さを感じずに過ごせて良かったです。
中綿もバッチリで底も滑り止めが割としっかり目。
また、軽いので長時間歩いても疲れにくいのも嬉しかったです。
寒さを恐れてsorelのすごく大きくて重い靴を買ってみたりしたが、結局動きやすさ重要だったと思います。
観劇用に持ってきてたペラペラの靴で歩いてみたときはさすがに寒さが染みたので、靴の効果侮れないです。
下着類
化粧品
常備薬
観劇用の服、靴、バッグ、オペラグラス
ざっくり着れるワンピースと裏起毛のタイツ、革靴っぽい軽い靴、パーティーバックを持って行きました。
ワンピースはホテルから着て行って、バス移動→劇場で靴履き替え、バック入れ替えなどを行いました。
(割と多くの人がそんな感じで着替えていたので目立たないと思います。)
室内用スリッパ
ロシアはホテルにスリッパが無い場合が多いと聞いて持って行きました。
結果的に今回泊まったホテルはいずれもスリッパがあったのですが、移動の飛行機にスリッパが無かったので持っていってよかったです。
歯ブラシ&歯磨き粉
ロシアのホテルには歯ブラシ類も無い場合が多いと聞いたので。
確かに2つ泊まったホテルのうち一つは置いてなかったので持って行って良かったと思います。
まぁ、現地でも買えるけど。
洗濯用洗剤
ドクターベックマンのトラベルウォッシュを持って行きました。
粉洗剤のように余って持ち歩きに困るようなこともなく、洗濯したものも生乾き臭などがなかったのが重宝しました。
東京駅の東急ハンズで購入(2019/12時点)。
折り畳み洗濯バサミ
買い物用の袋
スーパーの袋は有料で、結構なお金を取られました。
SIMカード購入
到着後、プルコヴォ空港で購入しました。
どこでもネット使えるのはやはり便利です。
今回私が契約したのは"tele2"。
サンクトペテルブルグ、プルコヴォ空港国内線到着ロビーにいくつかある会社の一つ。
店員も大抵英語しゃべれて困らなかったです。
10日間使えるSIMカードあるか?と(紙に書いて)聞いたら、600ルーブルでアンリミテッドにネットを使えるやつしかないね、と言われ、まぁいいか、とそれを購入しました。
空港での購入時はパスポート提示が必要でした。
料金はカード払いも可能。
その場で店員にSIM挿入から設定もほぼやってもらえました。
もらった控えの書類では私フィリピン国籍になってるし、tele2からロシア語のSMSガンガンくるし、たまに通信速度遅くなるけど、ほぼ満足です。
あんまりにもロシア語で内容のわからないSMSが来て不安になったので店員に聞いてみましたが、30日でSIMの期限は切れるから、解約などの手続きも特にいらないということでした。
ちなみに、離れた地域で買ったSIMだと、使用したい地域で使えない場合があるらしい、と調べていたのでわざわざサンクトペテルブルクの空港で買ったのですが、帰りの乗り継ぎで訪れたノヴォシビルスク、ウラジオストクでも(別のネットワークに入ったよ、というSMSは受信しつつ)今回買ったSIMだとネット使用できました。
スマホアプリ
入れて便利だったアプリ。
yandex.taxi
ロシア版uber、すごくすごく便利でした。
英語で利用可能です。
運転手の生活が心配になるほど…の激安で運んでもらえます。
会話もほぼ不要でカード決済にすればお金のやりとりも不要です。
到着までの残り時間や、位置情報を有効にしていけば移動がちゃんとされているかも確認でき、乗車履歴なども残ります。
これで空港と市内を往復しましたが、安いとき(恐らく時間帯によって値段が変わる)は600ルーブル以下でした。
ホテルに送迎を頼んだら1500ルーブルだったのでかなりお得です。
ちなみに、私は日本でアプリをインストールして、クレジットカード情報も登録してから現地に行くことができました。
(一応、使用機種はsimフリーのASUS zenfone5)
アプリをインストール→乗車位置の赤いピンを一度タクシーを呼べる地域(例えばサンクトペテルブルクなど)に移動させる→カード情報を日本でも登録可能でした。
現地で設定すれば問題ないとは思いますが。
yandex transport
現在地と行き先を設定すれば、バスの路線番号など移動方法を検索できます。
位置情報も使用でき、住所入力以外にマップにピンでの場所指定も可能です。
到着、出発時間で設定も可能。
道路の混雑情報や通行止め情報もわかります。
基本、バス移動だったので非常に便利でした。
あまり使わなかったもの
私が行ったときは雪がないくらい暖冬で不要だっただけかもしれないので、十分ご注意を。
ホッカイロ
結局あまり使わなかったです。
年越しで深夜過ごしたときに2つだけ使用したので、少しは持って行ってもいいかもしれないですが、大量に持って行く必要はないと思います。
それよりも防寒着自体が重要です。
手袋
基本、コートのポケットに手を突っ込んでいてあまり使わなかったです。
行っていた間、雪が降らなかったというのもあるのですが、スマホを使用しまくっていたので素手の方が楽でした。
帽子
登山用の帽子を買っていったのですが、室内に入った時に帽子を脱いでカバンに突っ込むというのも手間になり…
結局ダウンについている帽子を着脱するだけで良さそうだとわかってからは、あまり被らなかったです。