サンクトペテルブルクは年越しに花火があがるらしい、ということは調べており、なんとなくそれを見ようかな、とは思っていたのですが、具体的な時間などをさっぱり確認できていないまま現地に着いていました。
現地で数日過ごす中で、土産物屋の店員などから聞いたところによると、どうやら年始の午前3時からネヴァ川沿いで大きな花火があがるらしいとのこと。
午前3時に花火?本当に?
若干疑いつつも、大晦日の夜中から元旦、サンクトペテルブルグの街中に少しばかり出歩いてみました。
大晦日の夜からは、通行止めで車が通れない道がかなり発生していました。
(そして、年始しばらく続いていました。)
車などで道が物理的に封鎖されているのが面白かったです。
0時前にエルミタージュ美術館前の宮殿広場へ。
ロシアはまだクリスマス前なのでツリーが出ています。
広場の奥?の方でステージが組まれていて何かをやっている…が、さっぱり見えません。
フェンスが組んであり、入場口を通り抜けないとステージの方には行けないようです。
とにかくすごい人で、どこに行こうかうろうろしてる間にカウントダウンが始まってしまい、あっけなく年を越していました。
これだけ人がいる割には渋谷スクランブル交差点のような大騒ぎが起こるでもなく、比較的落ち着いた年越しだったと思います。
ステージではライブをやっていたり、プーチンの演説とかを放映してた?ぽいのだが、遠すぎてさっぱりわからず。
しかもあちこちでめちゃめちゃ至近距離でバンバン小さめの花火があがっていて、あがるたびすごい音でいちいちびっくりしてしまいます。
ネヴァ川沿い、ペトロパヴロフスク要塞。
ここから花火があがるという話です。
橋もイルミネーションがきれいでした。
深夜なのに家族連れもたくさんいました。
よくわからない光る球体を売っている人がいて、ちょっといいなぁ欲しいなぁと思ったり。
一通りうろついた後、あまりに眠いし寒いので午前3時前になるまでいったんホテルで休憩することにしました。
さて、午前3時近くに再び外に出てきてみると、既にネヴァ川沿いはとんでもない人出でした。
そして、午前3時に本当に花火があがっています!
めっちゃ派手な花火…
クリスマスカラーの花火が多かったです。
花火は約10分間で終了しました。
花火終了後はみんなぞろぞろとネフスキー大通りへ吸い込まれていきました。
次なるイベントに向かうのでしょうか…?
私達はここで体力的にギブアップ。
屋台で約300ルーブルのホットワイン(甘くてめちゃくちゃおいしかった)を買ってホテルへと戻って就寝しました。
大変面白い経験でした。