同行者が見たいということで、人形劇を見に行ってみました。
劇場の正式名称としては
”ボリショイ・チアトル・クーカル(Большой театр кукол)”
というようです。
大人向けの人形劇も上演しているようなのですが、滞在期間中は子供向けのものしかなく、やむなくかなり対象年齢低めの劇を鑑賞しました。
公式サイトでもチケットは取れそうだったのですが、サイトがロシア語オンリーだったのと、大人お断りだったりしたら怖いな…と思って劇場に行ってチケットを取得することにしました。
この劇場の入り口の、向かって右手にチケット売り場用の入り口が別途あります。
大人2人分のチケットを取ったのですが、チケットを販売している人にも特に大人だけじゃ見れない、とか何も言われず、劇場の入り口でも止められたりせず、よかったです…
チケット購入窓口はクレジットカードも使用可能、この日観た演目は1時間程度の上演時間で1人1000RUBで見れました。
子ども向けと思っていましたが、かなりしっかりとしたつくりの劇場で、クロークがきちんとあります。
こうやって子供たちも劇場での舞台などの鑑賞になじんでいくんでしょうか…
オブジェなどがカラフルでかわいかったです。
会場は2階です。
待合的なスペースもあり、奥にはカフェもありました。
クリスマスシーズンということでツリーが飾ってありました。
開演予定時間になっても一向に舞台は開場せず、どうなっているのか…
と思っていたら、待合で役者達の歌と演奏などが始まりました。
当然ながら全ロシア語なので何を言っているかはよくわからないのですが、子供と一緒に踊ったりしていました。
ライブ?時間が終わるといよいよ劇場スペースへ入るようにと促されます。
劇場スペースもかなりしっかりとした、豪華な造りです。
シャンデリアもあります。
この、劇場の椅子がとても面白い作りでした。
普通に大人が座る椅子としても、座れるのですが、背もたれの上の部分を倒すと座高が低い子供用に使用できるようになっています。
こういう椅子、日本にもあるのでしょうか…
劇は、演者が生身の人間として演じつつ人形を使っても演じる、というような形で人形オンリーの演目というわけではありませんでした。
(他の演目がどのような形式なのかがわからないのですが、これが一般的なのでしょうか…?)
カラフルな照明を使ったり、影を使用した演出があったり、子供を飽きさせないような工夫があるように思いました。
セリフは全編ロシア語なのですが、子供向けなのもあって見てるだけで話の大筋はなんとなく掴めました。
劇場内での上演終了後は再びロビーに出ると、今度はサンタクロースが登場し、ツリーの周りでダンスが始まりました。
(ロシアなのでジェド・マロース?)
どうやら、1時間の上演時間がフルですべて劇場で行われるわけではなく、待合でのダンスの時間なども含まれているようで、子供も飽きずに楽しめるのでしょうね。
泣き出す子もいなかったです。
小さい子供たち、とにかくかわいかったです。
外国人大人二人だけでかなり目立っていた…かもしれないけど、大人でもなかなか楽しめました。