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ju-hachi

2022/10/28 ジゼル[新国立劇場バレエ団] 記録

これも昨年の公演ですが記録だけでも。鑑賞直後に作りかけたメモも記録に。

 

キャスト

casts

 

timetable

 

-------メモ-------

新制作のジゼル、違和感が一つもなく素晴らしい公演!

セットがとてもリアル。鬱蒼とした白樺ぽい木の背景で、空は青空になったり暗くなったりと変化。村の家々のつくりもリアルで段差までつくってあり、そんなに登場しない馬車でさえリッチなつくり…

ペザントは男女ともソロが2回あり、かなり見ごたえあり。この回のペザント男性ソロはちょっと手に汗握る感じで…がんばれ!!って応援したくなるような踊りだった。最後の笑顔にちょっと安心。
ジゼルの1幕ソロは、ピケ・アラベスクが同じ向き2回でなく右足軸、左足軸一回ずつだった。
木村さん、ソロはちょっと音からずれるのが気になったけれど、演技はとても面白かった。裏切りを知った瞬間は悔しさが強く。倒れこみ方が自然だったのが好み。体が弱くて膝から崩れる…という感じがとてもリアルだった。
福岡さんは、こんなにムカつく役なのに憎めない感じなのが面白かった。

2幕、墓地は結構おどろおどろしい感じ。初っ端はスモークがたちこめる。

ウィリ達のコール・ドは、最初はベールを被ったまま踊る。ベールを糸で取り去るような仕組みはなし。(あれ、結構トラブルが多いからない方が個人的には安心するのでよかった。)
ウィリもミルタも(役作りによるかもしれないが)怒りに満ち満ちているような、見ていてかなり恐ろしい感じだった。この日のミルタは大抜擢の吉田さん。とてもしっかり踊っていて良かった。勝手に姉御系のミルタに感じた。
ウィリ達が全員で迫りくるシーンはかなり迫力。ヒラリオンは殺されるシーンまでしっかりとあり。。。犠牲に。。
アルブレヒトのソロで、ミルタに許しを乞うシーンでは、アントルシャとブリゼの組み合わせ。
福岡さんのラストの、「待って、行かないで!!」って感じの演技には感動した。
夜空の背景は明滅したり、月に満ち欠けもあったのが印象的。
演技もよく、ストーリーがとてもわかりやすくてとてもよかった。
 
このジゼルは左側にジゼルの家、墓地、と重要なセットが来るから、絶対に左側からは見てはいけないと思った。
この回は左側の席になってしまったのですが…唯一良かったのがウィリ達にパドブレで迫られるのを体験できることかな…。
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会場の様子

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