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ju-hachi

2022/8/14 白鳥の湖~大いなる愛の賛歌~[東京シティ・バレエ団]

東京シティバレエ団が、確か2020年夏にも上演予定だったのを中止した、藤田嗣治美術、石田種生演出・振り付けの白鳥の湖、やっと鑑賞できました。

2020年の時はチュージンとスミルノワがキャストに入っていたと思うのですが、再演の今回はオニール八菜さんとジェルマン・ルーヴェ氏のパリオペ組がAキャスト。Bキャストの佐々晴香さんは、もう白鳥がぴったりだろうし、ぜひ見たいと思っていたのですが、NHKバレエの饗宴と同じ日で移動が不安過ぎて見送ってしまいました…

いつか、佐々さんの白鳥を見たいので、東京シティさん、ぜひとも毎年佐々さんをお呼びいただけないでしょうか…

ということで、今回私はオニール八菜さんとジェルマン・ルーヴェ氏のAキャストのみの鑑賞となりました。

どうも全体的にキャストチェンジが多発しており、ついにはBキャスト主演のキム・セジョンさんも降板されていたと…

無事に上演をしていただけて良かったのですが、みなさんどうぞご無事で…。

 

cast

 

 

石田種生版白鳥の湖、とても面白かったです。ストーリーが非常にはっきりわかりやすいハッピーエンドなのですが、ラストは白鳥にされた乙女たちが自ら戦ってロートバルトを倒しに行く、というのがすごく現代的だなと思いました。

踊りも、パンフレットにもある通り、徹底的にアシンメトリーに見える配列はすごく印象的でした。かなり上の階の座席から鑑賞したのですが、動く舞台装置かのような美しい群舞が堪能出来ましたので、1度は上階から見ると良い作品だと思いました。最終的には左右対称でなくシンメトリーな形になるのに、みるみる隊列が変わって美しく整っていくので、なんだか爽快感があるというか…永遠にみてられる気がしました。また、ポアントの動く音までそろっているからかポアントの音まで音楽の一部かのようでした。特に4幕の群舞は非常に印象的です。

きっとダンサーの皆さんたち、この隊列を合わせるのは大変なのでは…と思うのですが、踊り慣れていらっしゃるのかとってもスムーズでした。

藤田美術の舞台セットも気品がある感じが美しいなと思いましたし、特に1幕の衣装は淡い水色と緑とピンクの衣装がそれぞれ混ざって踊っても調和しているような色合いで、とても印象的でした。

 

<<その他のメモ>>

・1幕のパ・ド・トロワがあまり観ない振り付け。

・2幕、ロートバルトの登場が曲の途中のようなあまりないタイミングだった。
・3幕、ジークフリートのソロはバイオリン独奏から始まるタイプ。
・3幕、ロートバルトがオディールをマントで隠して登場するシーンあり
・4幕の曲はチャイパドのアダージョの曲。
・ラスト、オデット役がピケで舞台袖にはけた後、別の人が舞台奥で王子とポーズを取っている。(多分その間にオデット役は早着替え)。ロートバルトが倒された後、オデットが人間に戻った姿で登場、という演出だった。
 
パリオペのお2人は悪くなかったです。お2人とも見た目が華やかで、3幕は舞台から薔薇の香りでもしてきそうな感じでした。でも、前日に非常に行き届いたとんでもないクオリティのパ・ド・カトルを見てしまった後だったので、なんとなく緊張感が足りないというか、ピリッとしない出来だったような気がしてしまいました。
ジェルマン・ルーヴェ氏は王子がはまりすぎて、王子を踊るために生まれてきたのかな、という感じ。あまりの王子の中の王子感に見ているだけでため息が漏れました。かかとが押し出された常に美しいつま先、脚のライン、跳躍中も腕肩に何も力が入っていないかのように見える踊り、素晴らしかったです。
オニール八菜さんは、以前踊りを見た時は不思議とあまり思わなかったのですが、今回はすごくパリオペらしい踊りだな~と感じました。技術が安定しているのが良かったですが、演技をされていない感じというか…特にオデットはなんだかすごくまっさらだな、と感じました。オディールは艶やかでオデットよりはオディールの方がはまって見えた印象でした。
あとは、道化役の岡田晃明さん、初めて踊りを見たと思うのですが安定した跳躍と回転が素晴らしかったです。三羽の白鳥を踊られた方々もとてもお上手だったのも印象に残りました。
ちょっとだけ心配だったのが、パ・ド・トロワの第2ヴァリエーションを踊った方がことごとく転んでしまっていたのですが(ケガが無かったのか心配…)同じような箇所で3幕にオニールさんも滑っていたような気がしたんですよね…
何もなかったらよかったのですが。
オーケストラもとっても盛り上げてくれるような感じがしたのがよかったです。井田さんの指揮、K-バレエで振ってらっしゃる時はあんまり好きな指揮じゃないな…と思うのですが、最近、K以外の公演で聞くとなんだかすごくいいな!と思うときが多いような気がしました。
 
 

timetable

 

2022/8 フレッシュネスバーガー "海老 増し増し 麻辣チリシュリンプバーガー"

前回のガーリックシュリンプバーガーに続き、もう1種類の麻辣チリシュリンプバーガーも食べてきました。

無くなる前に食べれて良かった!

言うまでもなく海老は増し増しです!

海老 増し増し 麻辣チリシュリンプバーガー 740円 (税込)

shrimp burger

 

shrimp burger

 

どーんと6尾の海老が入っています。

 

shrimp burger

 

2つ同じものを頼むとこの迫力でバスケットに入ってやってきます。

 

お味は、うーん、ガーリックシュリンプの方が良かったですね…

思ったよりも辛くなく、マイルドなお味でした。

食べやすいとは思うのですが、個人的には麻辣と言う名前に刺激的な辛さを大分期待してしまっていたので、もっと刺激が欲しかったです。

ガーリックシュリンプの方が味のまとまりがあったような気もしました。

 

でも海老は相変わらずブリッブリの素晴らしい食感、抜群の火の通りっぷりでおいしかったです~

ごちそうさまでした!

 

 

2022/8/13 NHKバレエの饗宴2022 感想

NHKバレエの饗宴を鑑賞してきました。

いやー、すごい舞台でした!これは後々バレエファンたちが語り草にするような公演なのではないでしょうか。

素晴らしい演目の取り合わせ、素晴らしいダンサー達、そして生オケ、こんなに素晴らしい公演が見れて感無量です!

チケットもS席はかなりの激戦だったと思います…チケット発売日は震えながら良席が取れることを祈りましたが、S席が取れて良かったです…

 

program

cast change

 

Variations for four(バリエーション・フォー・フォー)
振付:アントン・ドーリン

音楽:キーオ

出演:

厚地康雄(元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパル
清瀧千晴(牧阿佐美バレヱ団プリンシパル
猿橋賢(イングリッシュ・ナショナル・バレエ ファースト・ソリスト
中島瑞生(新国立劇場バレエ団アーティスト)

 

女性4人で踊るパ・ド・カトルに男性4人で踊るこの演目を持ってくるというこの演目の選び方、素晴らしいですね。

最初はヒューストンバレエの吉山 シャール ルイ・アンドレさんがキャスティングされていたのですが、ケガで出演されず、猿橋賢さんにキャストチェンジされていました。

宇宙っぽいような背景に、黒マントに包まれてたたずむ4人の男性がバサッとマントを脱いで始まる、というかっこいいオープニングのこの演目、プログラムによると地・風・火・水の4元素がそれぞれのダンサーが与えられているらしいとのこと。

ストーリーは無く、特にラストのコーダは4人の男性で回転だったりの技の競い合いのような感じという演目でした。

うーん、これはもうちょと技巧派なダンサーたちに合う演目だったのでしょう。かなりハードで難しい踊りだと思うのですが、ちょっと踊りこなせていないなぁという感じが目立ちました。

この中では、清瀧千晴さんが技巧派でいらっしゃるのか、まだ踊るの?まだ?と思ってしまうくらいながーいソロを踊りこなせてらっしゃるように思いました。猿橋さんや、厚地さんも悪くなかったです。中島さんは表情が硬くて…プレッシャー?この面々だとかなり圧倒されてしまうのも無理なさそうですが…

もう少し別の人たちが踊るのも見てみたかったです。

あとは、厚地さんのスタイルが良すぎて目が向いてしまうので、同程度のスタイルの人4人で、というのもかなり重要な気がしました…

 

Pas de quatre(パ・ド・カトル)
振付:アントン・ドーリン
音楽:プーニ
出演:

中村祥子(Kバレエカンパニー名誉プリンシパル
水谷実喜(英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパル)

菅井円加ハンブルク・バレエ団プリンシパル
永久メイ(マリインスキー劇場バレエ団ファースト・ソリスト) 

 

超話題だったとんでもない超豪華キャストのパ・ド・カトル。

当初は金子扶生さんまでキャスティングされていた演目でしたが、その後、小野絢子さんにキャストチェンジ、更に水谷実喜さんにキャストチェンジ、と、キャストチェンジは続いたものの…あまりの素晴らしさにもう言葉になりませんでした。

バレエファンの夢が現実になってしまったんですねこれは。

観客の拍手もすさまじく、会場中がこのパ・ド・カトルを楽しみにしていたんだろうなというのがひしひしと伝わりました。

背景にかの有名なパ・ド・カトルのポーズの画像とともに、同じポーズを取る4人のダンサーたちが登場、という演出があり、古式にのっとり…ではないですが、やはりソロを踊る順番は年齢順でした。

もう4人のダンサーみなさん…指先からつま先まで神経が張り巡らされた踊りは圧倒的でした。

中村さんの優雅さと気品が素晴らしく、若手スターダンサー達をそろえただけでなく、更に中村さんがこの演目にキャスティングされていることでとても締まっているのだなと思わせられました。

菅井さんは登場からしばらくはなんだか雰囲気が違ったからか最初は全然わからなくて…髪型が違うからかな?と思ったのですが、この踊りに合わせたような、柔らかな雰囲気づくりがピッタリできていたのでしょう。ソロの上体の傾け方というか、沈みこみっぷりは、これ菅井さんにしかできないのではないでしょうか…

水谷さんも跳躍が軽やかで、体重を感じさせず。

そして永久さんは…もう妖精でしかありませんでしたね。ジゼル風な上品な髪型で、軽やかで清楚で、アラベスクの時の足の長さにはため息。やわらかく動く手の長いこと……白いバレエが似合いすぎました。

個人的に、2年半ぶり程の永久メイさんの踊りが見られて、もう感涙です。最近、踊っていらっしゃるところすらほとんど観ることができない状況になっていたので、彼女の踊りを、しかも生で鑑賞したのは本当にもう…感動でした。

推しの過剰摂取はほどほどにしないといけません…

 

牧神の午後への前奏曲
振付:平山素子
音楽:ドビュッシー
フルート:高木綾子
出演:

小㞍健太
柴山紗帆(新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト
飯野萌子(新国立劇場バレエ団ソリスト

 

フルート独奏とともにニンフ2人が登場し、まるでフルート奏者まで演者のよう。柴山さんの上体反らしっぷりが美しく…夢のようにはかなく消えていくニンフたちが表現されていたような気がしました。

小尻さん演じる牧神は、そのニンフを求めているのでしょうか。鏡がたくさん舞台上に現れ、それがマジックミラーなのか、ダンサー自身を映していたり、鏡の後ろの人物を透かせて、そっと登場するニンフ役2人を幻影のように見せ、かと思えば舞台上に幾何学的な影を落とす装置にもなっていたり…舞台装置の妙が効いた演目でした。

テレビ放映が控えていますが、ここら辺の装置の面白さが活きるような放送だと良いですね。

 

ウェスタン・シンフォニー
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ケイ
出演:スターダンサーズ・バレエ団

 

バランシン的な構成でありつつも、とても陽気で、演技も入って何となくストーリーも感じられるような楽しい演目でした。

衣装がとても可愛い!西部劇風の衣装で、女性は超ミニスカートに黒タイツ黒ポアント、男性もカウボーイ風?

とてもバランシンっぽくない気がして、個人的にバランシンで見るならこれ以外の演目が良いのになぁ…とも思いましたが、さすがバランシン、空間の使い方が面白いというか、正面向きでも踊っているのだけど、正面向きだけで踊っているように見えない振り付けがとても面白いなぁと思いました。個人的にはアラベスクの女性を回転させるために走りまくる男性ダンサーという振り付けがや、後ろ向きにダイブする振付が印象的でした。

ラストはダンサー全員が回り続ける中、幕が下りていく、というのも盛り上がる演出でした。

パ・ド・ドゥを踊った4組の中では塩谷さんが特に、スタイルから踊りまで素晴らしかったですね。軽やかでした。池田武志さんも印象に残りました。

 

「ロメオとジュリエット」からバルコニーのパ・ド・ドゥ
振付:レオニード・ラヴロフスキー
音楽:プロコフィエフ
出演:永久メイ、ビクター・カイシェタ

 

夢にまで見た演目でした…この2人のラヴロフスキー版ロミジュリのパ・ド・ドゥをまさか日本で観れるとは思いませんでした…本当にありがとうございました。

永久さん、あのシンプル衣装がここまで素敵に見える人、他にいるんですかね??可憐を具現化したら永久さんのようになるのでしょう。もう、存在だけで舞台映えが過ぎて、このレベルまでくると衣装の装飾なぞいらんのだな、という謎の気持ちになりました。そして、2年半前、永久さんを見た時よりも表現力は相当に増しており、儚くも可憐なジュリエットそのもの。踊り方の正統派マリインスキー感も抜群。

ヴィクター・カイシェタ氏の踊りを観るのは2回目?3回目?くらいだったと思うのですが、跳躍が高く、相変わらず意外なほどに踊りがノーブルなのが良かった。演技も悪くありません。

しかし、鑑賞中にここまでラヴロフスキー版を踊れた2人が、今現在、マリインスキーを離れ、ロシアを離れざるを得なかったという悲しさを感じて、気が付いたら涙が出てしまっていました。

 

ドン・キホーテ」からグラン・パ・ド・ドゥ

振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー
音楽:ミンクス
出演:菅井円加、清瀧千晴

 

もう円加様…円加様が最高でした。パ・ド・カトルでみせた可憐さが、この演目は打って変わってキリっとした雰囲気にかわっていて、別人かと思ってしまいました。彼女の十八番ではないか、という演目だと思うのですが、大技だらけってわけでもないのに魅せてくれます…!片足で立つポーズはもう、永遠に自立してらっしゃる感じがしましたし、ソロVaのラストの足捌きは、もう軽やかで軽やかで、浮いてましたねあれは。フェッテも連続ダブルをいれつつ余裕を感じさせるほどでもう叫び出しそうなくらいかっこよかったです。

清瀧さんは、菅井さんをひたすら立たせるような感じい思えたのが印象的でしょうか。とても良いサポートだったなと感じました。いや、ご自身も十分素晴らしい踊りだったので、もっと目立ってくださってもよかったような…

 

Andante(新作)
振付:金森穣
音楽:バッハ
バイオリン:小林美樹
出演:中村祥子、厚地康雄

 

男女2人が柔らかい照明に照らされながら、舞台上ですれ違い、やがて交錯しながら、身に付けた白い衣装を脱ぎ捨てて行き、ユニタードとなってさらに踊る…という演出。

これは若いダンサーには絶対に踊れない踊りでしょう。円熟した2人のダンサーだからできるような深みを感じました。じわじわと感動をそそるような演目でしみじみと穏やかな、どこか切ないような気持ちになりました。

 

 

ジゼルのパ・ド・ドゥを踊る予定だった倉永美沙さんが来日できなくなってしまったのも残念でしたが…素晴らしい公演でした…!

そういえば、会場で永久さんのお母様もお見掛けした記憶がありました。

台風が来ている中で少し心配ではありましたが、なんとか風雨もそこまで強くないままで済みましたし、何よりもなんともすごいものを見てしまってふわふわしながら帰宅しました。

来年の公演も、ぜひ、ぜひ期待しております…!!

2022/7/31 横浜バレエフェスティバル2022 感想

例年見に行っている横浜バレエフェスティバルを今年も鑑賞してきました。

公演中止が相次ぐ中、無事に開催されて何よりです。

 

今年は入場時にパンフレットとともにステッカーが配布されました。

sticker

 

キャストとプログラム

cast

 

今年も横浜バレエフェスティバルと言えば…のオープニングから始まりました。

毎年言っている気がするけれどこのオープニングの演出がかなり好き。

オープニング中に、柳本さんと酒井さんと思われる方が背中合わせで立っているシーンが入っていたと思うのですが、今年もネタ演目楽しみだな…と思って一人で笑ってしまいました。

 

第1部

「スーブニール・ドゥ・チャイコフスキー」 振付:遠藤康行/2018年初演
オープニングから続けて上演されました。若いダンサーの踊りパートなので、若い子達ががんばってるなぁ~っていう感じの気もちで鑑賞しました。体幹の弱さを感じるようなダンサーが多かったように思うのですが、バリバリ動きまくりの振り付けなのでプロが踊ったらどんな作品になるのかなぁと想像する感じでした。

 

「パキータ」より エトワールのヴァリエーション
吉川さん、めっちゃくちゃスタイルが良かったです。全部のポーズが見栄えするので、パとパの繋ぎの動きが良くなると、もっと良くなる気がしました。

 

「ラ・バヤデール」より ガムザッティのヴァリエーション
謎のタメがある踊りに感じたのが個人的に好みではなかったです。回転の時にも頭がついていっちゃてるような感じがしました。

 

ドン・キホーテ」第3幕より キトリのヴァリエーション

ポーズ一つ一つが美しかったと思いました。最後のレヴェランスの時の膝ドスンが惜しかったなぁ。

 

「月の光」 作曲:ドビュッシー 振付:遠藤康
ドビュッシーのこの曲とこのタイトルから想像だにしなかった激しい振り付けでした。個人的に途中のダンサーの影を舞台奥の壁に移るようにする演出があまり効果的でなかったように感じました。

 

「グラン・パ・クラシック」より グラン・パ・ド・ドゥ
舞台上から弾けだしそうな若さを感じた井関さんと松浦さんのパ・ド・ドゥ。松浦さんのソロは、最近見た色々なグランパの中でもかなり良い踊りだったと思います。ソロは大変良いので、パ・ド・ドゥのサポートがもっと上手になったらもっといいと思います。太ももがかなり太くなっていらっしゃたのが少し気になりました。

井関さんはこういう技巧的な踊りがとても似合う方です。年々洗練さが増していっている感じなのがとても良いですね。

どうでもいいけど松浦さんは毎年観る度に髪型が変わっていらっしゃいますね…(今年は金髪でいらっしゃいました)

 

 

第2部

白鳥の湖」第1幕より ヴァリエーション

また難しそうなヴァリエーションを踊られたな、と思いました…。アレクサンドル・カニャさん、見た目が王子~って感じで悪くはなかったのですが、初っ端でグラグラっとしてしまったのが見えてしまってやや観る気が失せてしまいました…。しかし、あまり観ない振り付けだったのですが、何の版からの抜粋なんでしょうか。そこはプログラムに書いてほしかったです。

 

くるみ割り人形」第2幕より 金平糖の精のヴァリエーション
クララ・ムーセーニュさん、お母様が?日本人の方だそうですね。多分、ヌレエフ版のくるみの金平糖の精の踊りなんだろうなと思ったのですが(なんの版からの抜粋なのかかいて以下略)、パリオペぽいなーって感じのアンレールがとても美しかったです。

 

「+81『G-shock』~白鳥のグラン・パに乗せて~」

横浜バレエフェスティバル毎度おなじみのコントパート。毎年大変楽しみなのですが、今年はかなりの傑作だったと思いました。白鳥の湖の王子が21世紀に舞い降りたらどうなるか、という作品と言っていたと思うのですが、男性同性愛者だろうということかな?古典作品へのオマージュ的な振り付けをふんだんに盛り込んだ作品でした。以下はあまりに印象的過ぎて長文になりすぎたネタのメモ。

・柳本さん「私が出てきたということは休憩時間です」
・柳本さんが話す最終踊り続ける酒井さん。柳本さん「後ろで(王子が)頑張ってくれてますけど」

・酒井さんの王子が踊ると音程が狂うBGMが、アレクサンドル・カニャ氏が登場すると通常の音程に戻るネタ

・21世紀に黒鳥と王子のグラン・パ・ド・ドゥの曲にのせつつ、黒鳥(柳本さん)が王子(酒井さん)を拒否するところとか、アンファスで2人並ぶところとか、回転するところとかがもとの振り付けと同じ感じにしたオマージュが楽しい

・高瀬さんが赤ドレスで柳本さんの恋人役?として登場

・グリゴローヴィチ版?の黒鳥のVaの曲に合わせて、恋人役?の高瀬さんにぶっ叩かれた柳本さん床に転がっての悶絶の踊り…ラストには高瀬さんが再度登場して修羅場ラストで、もうこの曲聞いたらこれを思い出してしまうかもしれません。

 

「眠れる森の美女」第3幕より グラン・パ・ド・ドゥ
加瀬栞さんの踊りを観られるのが、この公演の鑑賞を決めたかなりのウェイトを占めていましたが、すごく良かったです…見られて本当に良かったです。

もう姫、姫でしかない。気品の塊でした。手先まで行き届いたポー・ド・ブラ、肩から先の腕に全く無駄な動きがなく、ソロVa最初、片足をクッペにしたポーズで微動だにしなくて…もう宙に浮いていらっしゃったんでしょうかね。ポアントワークが素晴らしすぎて悶絶しました。厚地さんももうただの王子でしたし、2人とも音ハメが気持ちよい踊りでした。

 

第3部

「First Blush」振付:ジョニー・マクミラン
アレクサンドル・カニャ氏が再登場。どう考えてもその衣装は後ろ前ではないか??と気になりすぎて、踊りにあまり集中できなかったのですが、白鳥の王子の踊りよりはとても良かったと思いました。

 

「眠れる森の美女」第2幕より 目覚めのパ・ド・ドゥ
厚地王子再び。1人で2人の眠れる森の美女をお相手される公演だったのですね。平田さんはとっても可憐な姫で、厚地さんにリフトされると軽さが際立つようでした。

 

「1001(ワンゼロゼロワン)」
"アニメ映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」からインスピレーションを受けて創った作品"らしいということをネットで知りました。イマイチぴんと来なくて印象が薄く…人間の肉体の動きを堪能したという感じでした。

 

エスメラルダ」より グラン・パ・ド・ドゥ

大トリは菅井さんと二山さんのパ・ド・ドゥでした。菅井さんのエスメが見れる日が来るとは…!菅井さんのソロはここまで音を自在にとるか!と言う感じ。相変わらず軽々と高難易度の踊りを踊られます…。更に配る目線まで魅力的というかパワーアップしていてもう無敵な感じさえしました。二山さんは相変わらず永遠に跳躍を眺めていたかったですし、なんだったら神々しさを感じる時さえありました。ただ、今年はリハが不足気味なのか、ちょと2人のパートナリングに不安があったような気がしました。

 

ラストも毎年お馴染みの曲でダンサー全員の踊りが見られて、楽しいお祭りでした。

 

2022/8 フレッシュネスバーガー "海老 増し増し ガーリックシュリンプバーガー"

私の海老好きを知る友人が、「フレッシュネスが海老バーガーやってるよ~」と情報をくださいまして、フレッシュネスバーガーへ行ってきました。

店先にも目的の海老バーガーの案内が…と思ったら、小さいけれど海老を増せるバーガーがあるとの表示が追加されており…!

 

poster

 

もともと4尾のシュリンプバーガーにさらに2尾の海老が足せるとのこと。

合計6尾!

海老増し増しなんてもう名前が最高じゃないですか…!これは増すしかない!

ということで迷わず海老増し増しバーガーを注文しました。

麻辣チリ味も捨てがたかったのですが、にんにくを気にしなくてよい日だったので今回はガーリックシュリンプバーガーにしてみました。

 

poster

 

渡されたトレイにも海老バーガーのチラシがあり食欲をそそります…

10分程度席で待って、バーガーが席に到着しました。

 

 
海老 増し増し ガーリックシュリンプバーガー 740円 (税込)

shrimp burger

 

おおー、海老が海老の上にのっている…!

 

shrimp burger

 

紫キャベツのマリネの色がとってもきれい…フォトジェニック!

 

shrimp burger

 

食べた瞬間衣のザクっとした食感と、歯ごたえ抜群の海老のブリッブリの食感に感動!

さすが6尾の海老の存在感はすさまじいです。

フレッシュネスバーガーは大抵食事が出てくるまで時間はかかりますが、その分揚げたてを出してもらえるので味のクオリティが本当に高いですね。

ガーリックも感じつつ、タルタルソースやマリネの味も調和していてとてもおいしかったです。

ごちそうさまでした!

 

これは麻辣チリの方も期待大。

無くならないうちに食べたいです…!

2022/7/17 ロイヤル・バレエ・ガラ[Bプロ] 感想

ロイヤルガラ、Aプロに続きBプロを観てきました。

Aプロの時は数日前から「渋谷だぞ、オーチャードだぞ」って言い聞かせていたのですが、2回目は気が抜けてしまったのか無意識に上野に行くところでした。

 

キャスト

cast

 

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"

初っ端から引き込まれて気が付いたら感動して泣いてました…。サラ・ラムと平野さんはとても相性が良いのですね。サラ・ラムの、ブリリアントカットのダイヤモンドそのもののようなポーズ一つ一つの美しさ、流れるように遷移をする少しも無駄の無いムーブメントに目が離せず…そして、それを生み出しているのが平野さんのサポート力なのだと思います。自分の中で持っている、ある種の理想の動きの一つ一つが、この2人によってどんどんはめられていくような感覚がして、なんとも言えない心地よささえ感じました。


不思議の国のアリス」より第3幕のパ・ド・ドゥ

ガラでどうやって踊る演目なんだろうか、と思っていたのですが、ジャックのソロから、2人のパ・ド・ドゥまでを踊っていました。ソロとパ・ド・ドゥの間に、ハートの女王へ抗議するような演技などが無く、アリスのソロの踊りが少し入った感じ。予想より良かったです。アレクサンダー・キャンベルは、Aプロで彼が踊った度の演目よりも、こういったテクニックを要する踊りがとても合っている気がしました。高田さんはステップが鮮やかで軽やか。リフトの所は2人とも動きのキレがあって見ごたえがありました。


「アフター・ザ・レイン」

生ヴァイオリンと生ピアノの優しい旋律の伴奏つき。最初はシンクロしつつも別々に動いていた2人が、穏やかな音楽に合わせてだんだんと結びついていくような…しかし女性の方が何かを諦めているような…なんだか切ないような感じがする作品。最初の2人のダンサーが舞台上でゆっくりとゆらゆらと揺れている部分が、そのほんの少しの動きだけでも空気を動かすような所に引き込まれました。ポアントをはいていないマリアネラ・ヌニュスの美しい脚とつま先についつい目がいってしまいました…彼女の音の乗り方が抜群でそれにも魅了されました。リース・クラークは、ル・パルクのときよりはまだ色気を感じたような。でも…なんかこう、もうちょっと頑張ってほしい感じでした。


「精霊の踊り」

Aプロでも観た時同様、やはりなんだか深みが足りない踊りのような感じがしました。もう少し経ってから彼のこの演目をもう一度見てみたいと思いました。


「ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー」

全体的に記憶が薄い…あまりピンときませんでした。サラ・ラムの動きがただ美しかった記憶。衣装が、シースルーな感じの布に銀の雨のようなラインがたくさん入っているものだったのが面白かったです。


「ラプソディ」

これもあんまり記憶に残らず…。フランチェスカ・ヘイワードの細かなステップがよかったなぁと思った記憶はあるのですが、ただ彼女の最初のポアントの音がちょっとうるさかったのが気になってしまいました。アレクサンダー・キャンベルは、アリスに続きこういう演目の方がやっぱり合うんだろうなと思ったりしました。


ドン・キホーテ」より第3幕のパ・ド・ドゥ

2人ともお衣装が白で、ヤスミン・ナグディはバラの髪飾りに扇子が黒でとっても素敵でした。ガラ定番のお祭り演目ですが、2人ともサービス精神旺盛なのですかね。大技ありまくりで、コーダのラスト、ヤスミンがサポート無しで回った所なんかは客席も盛り上がりました。しかしロイヤルにあんまりその期待はしていないから、そんなに回転させたりバランスとったり、大技しまくらなくても…という気持ちにちょっとだけなってしまいました。ヤスミン・ナグディ、ラストのアチチュードターンでバランスを崩していたりしましたし。。。大技がなくとも、ヤスミン・ナグディの一つ一つのポーズの美しさ、ソロの足捌きが華麗で、体の引き上げっぷりを十分堪能しました。セザール・コラレスはこの日も大技キメキメでしたが、Aプロのアリの時の方が踊りがのびのびしていたような気がしました。

 

「タイスの瞑想曲」

アラビアっぽいエキゾチックな感じのオレンジ色の衣装で、サラ・ラムが薄いヴェールを掲げながら登場し、ヴェールを被って退場していくという、正確なコンセプトはわかりませんが、なんとなく砂漠のキンと冷える星が輝く夜に、オアシスで女性の幻影と踊る、みたいなシチュエーションを想像しました。まるで全幕の一部抜粋みたいに感じられて、面白い作品だったと思いました。また、この2人の相性はやはり良いのだなと再確認。


「インポッシブル・ヒューマン」(世界初演

エドワード・ワトソンの身体がひたすらに美しかった…。この作品は、まさにインポッシブルな体の動きを見せる、ということなのでしょうか。体を捩じり、床を使い、滑らかで連続した動きに目が離せませんでした。表題の歌詞が歌われる部分で、ゆらりと観客側にむかってたたずむ場面があったと思うのですが、彼の不気味ささえ感じるような存在感を感じました。人間って本当にこんなに体が動くもんなのかぁと感心し、かつ、本当にちょっとでいいからこんなに体を動かせるようになってみたいなぁとうらやましく思ったりしました。。。


「マノン」より第1幕(寝室)のパ・ド・ドゥ

Aプロではちょっとイマイチだったマノン、今回はまぁまぁかなぁーと思いました。ヤスミン・ナグディはマノンの小悪魔っぽさや少女っぽさをあまり感じず、ちょっと人が良さそうな大人の雰囲気のマノンに思えました。踊りは申し分なく。リース・クラークは純真な青年っぽい感じがAプロのアレクサンダー・キャンベルより役にマッチしていたような。でも、マクミランの難しい振り付けが、ステップが、イマイチ体に染みついていないのでしょう。今後に期待したいです。


「クローマ」

すごくよかった!作品とてもとても好きですが、高田さんもマルセリーノ・サンベもとんでもなく体が良く動き、2人のまるでダンスバトルのような、バチバチの闘争心が見えるような感じでとても格好良かったです。高田さんのコンテンポラリーを多分まともに見たのは初めてだと思うのですが、動きにキレがあって惹きつけられました。マルセリーノ・サンベは体全体の動きがしなやか。エドワード・ワトソンに続き、人間って本当にこんなに体が動くもんなのかぁと感心しました…。

 

ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ    
セザール・コラレスの若さや情熱が溢れるようなソロ部分がとてもロミオらしかったです。フランチェスカ・ヘイワードは本当に恥じらいが可愛らしく、とても少女らしいジュリエットで、Aプロのマノンと別人のようでした。Aプロの2人よりは、2人の間にも盛り上がりを感じたような気がしました。


「グラン・パ・クラシック」

大トリはやはりこの人、という感じで、初っ端から会場中が前のめりになって集中しているような緊張感があって、マリアネラ・ヌニェスは恐らく会場の期待を一身に背負っていたのでしょう。その期待に、緊張感に、全く踊り負けないマリアネラ・ヌニェスの素晴らしさ。本当に来日してくれてありがたかったです。優れたバランス力を要所要所でみせつつ、あんまりにも涼しい顔でいとも簡単そうに踊るので、簡単な踊りだったけ?と勘違いしそうになります。ソロは音の取り方が少し独特な所があり、そこにやや違和感のようなものを感じたものの、もちろん大きくリズムから外れることはなく、それはそれで面白かったです。でも、どちらかといえば、Aプロのチャイパドの方がよかったですね。ウィリアム・ブレイスウェルは見た目がエレガントだし、ソロの跳躍なども難なくこなしていました、(大技後にちょっとドヤ顔っぽかったのにくすっときてしまいました。)

 

最後のカーテンコールはAプロに続き、各ペアで大技の応酬、高速回転、高いリフト、リフトからのダイブも。見ていてとても楽しかったです。

みなさん、無事に来日、そして公演をしてくださってありがたかったです。

 

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2022/7/16 キエフ・バレエ・ガラ2022 感想

キエフ・バレエ・ガラに行ってきました。

多少は、ウクライナへの支援になるかしら、といった気持ちで鑑賞を決めたのですが、公演チケットもあっという間になくなっていっていたので、きっと私のような気持ちで鑑賞を決めた人も多かったのではないかと思いました。

光藍社のサイトによると、”ウクライナ国立歌劇場は、ウクライナ文化省からの要請により、チャイコフスキーほかロシア人作曲家の楽曲の演奏及び使用を控える事を決定致しました。これに伴う劇場からの依頼により、今夏の日本公演につきましては、該当演目を外すことになりました。”ということで、そういうプログラムになったようで、なかなかガラ公演でお目にかかる機会の少ない演目が多かったです。構成を決めるのはかなり大変だったことでしょう…

 

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全体的に正直な所を申し上げれば、踊りはやや粗が目立ちましたし、演目途中でダンサーの疲労が見える所なども多かったです(初日最初の公演だったはずなのですが…この後の公演大丈夫だろうかと心配に…)。あと、もしかしてパ・ド・ドゥはなかなかこのペアで練習するのは難しかったのかな、といった感じがしました。

でも、ダンサーがみんなホント夢のように美しいスタイルなんですよね…信じられないほど長い手足の動きを見ているだけでも夢心地でしたし、この大変な状況で新作まで上演するとは…本当に素晴らしいことです。

しかし、この日の客席からは、ちょっとでも大ジャンプが入るとすぐに拍手が起こっていて、うーん…となりました。そこまで拍手しなきゃだめかしら?曲芸を見ているわけではないのだけどなぁ…とちょっと気になりました。

 

幕開け最初の「ゴパック」は、ひまわり畑の背景に、鮮やかでカラフルな民族衣装をまとった男女が村のお祭りみたいな感じで舞うという演目でした。初っ端登場した男性4人が踊るところはさながらダンスバトルみたいに次々と大技が続き、近くの客席から歓声があがっていました。観客の心を掴む、見ていてとても楽しい演目だったのですが、これダンサーは相当体力削られたのではないでしょうか…。

次の「ラ・シルフィード」のパ・ド・ドゥは、シルフィード役のアレクサンドラ・パンチェンコのなめらかなポールドブラが美しかったです。ジェームズの衣装は緑色で、踊ったアンドリー・ガブリシキフはもう少し上体が安定してほしかったような気がしました。

「ディアナとアクティオンのグラン・パ・ド・ドゥ」のディアナの衣装は、ムロムツェワの信じられないような長い手足が映えるので、その強烈とまで思えるようなスタイルについついため息が漏れました…。先日の草刈氏企画の公演ではあまり気にならなかったのですが、やや踊りの大味感が目立ちました。アクティオンのニキータ・スハルコフの踊りは良かったと思いました。

前半最後の「海賊」第2幕より花園の場は、花輪のコールド付き。メドーラを踊ったカテリーナ・ミクルーハが、脚がまっすぐでまたすごいスタイルと可愛らしい容姿の持ち主で…いやぁ、ムロムツェワを初めて見た時もかなり衝撃だったですが、個人的には彼女もそれに匹敵するぐらいのインパクトのある容姿でした。でもアレクサンドラ・パンチェンコが相手役ならカテリーナ・ミクルーハがギュリナーラ役の方が良かったような気がしました。アレクサンドラ・パンチェンコの踊りはシルフィードの時同様軽やかでした。衣装が綿あめみたいな淡いピンクと紫の衣装で夢の中感があって非常に可愛かったです。カテリーナ・ミクルーハの衣装も明るい青色でこれも素敵でした。踊りの方は、最後の方疲れが見えたのが残念…あと背中の筋力不足と引き上げ不足なのかな?と思ってしまいました。いやーでも彼女は本当に素晴らしい容姿の持ち主です。今後に期待。

葉加瀬太郎のヴァイオリンの曲にのせた「ひまわり」は、カラフルなカラードレスで踊られていましたが、爽やかな作品だったのですが、これはちょっと、個人的には学芸会の創作ダンスを見ているような気分になってしまいました。もうちょっと曲が違ったら良かったのかなぁ、と…有名すぎる曲だから、曲に最初から持っていたイメージが強すぎたかもしれません…

「サタネラのグラン・パ・ド・ドゥ」はカテリーナ・ミクルーハとマクシム・パラマルチュークのペアで、もう2人の見た目が可愛らしすぎました。今回のガラの衣装は全部素敵だなぁーと思ったのですが、この演目の衣装もパキータのトロワっの衣装ぽいような、シックな感じがとても良かったです。マクシム・パラマルチュークは最初はかなり動きが大きくて跳躍も高かったのですが、最後の方はアンディオールが甘くなったりしていてスタミナ切れだったような気がしました…カテリーナ・ミクルーハは、前半で踊っていたメドーラよりもこちらの役の方がキャラがあっていて自然だったような気がします。

エレーナ・フィリピエワが踊った「瀕死の白鳥」は、今回のガラの白眉でしょう。最初に背中向きで登場しながらのポードブラ、腕の信じられない程細かで滑らかな波打ちといったら…脳裏に焼き付いてなかなか離れません…。さすがにポアントで立つポーズ等で脚が高く上がることはないのですが、背中・腕・手先まで、上半身の動きの美しさに目が釘付けになりました。決して挫けることのない強さ、平和への祈りがこちらにも伝わってくるような…そんな気がして涙ぐんでしまいました。

最後の「バヤデルカ」第2幕より抜粋は、ガムザッティの結婚式の場面の上演。(ここら辺は個人的にはダンサー全員の体力を非常に心配して観てしまいましたが…)華やかなシーンで心躍りました。化粧の時間がないからか、そもそも塗らないようになっているのか正確なところはわからないですが、ブロンズアイドルはゴールドっぽい全身タイツという装いでした。ソロルニキータ・スハルコフの踊りがダイナミックながらも美しく、前半に続きこの演目でもとても良かったです。ムロムツェワのガムザッティは出で立ちが神々しすぎて、これに対抗できるニキヤはなかなかいなかろう…と思ってしまいました。あれだけ長い脚でイタリアンフェッテをほとんどぶれずに軽々と踊っていたのに見惚れました。

 

この状況で…本当によくぞ公演を開催してくださったものです。一刻も早く、ウクライナへ平和が訪れることを祈ります。

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