18

18

ju-hachi

2022/10/29 白鳥の湖[ヒューストンバレエ] 記録

キャストなどの記録と鑑賞直後に作成しかけてたメモの記録。

 

キャスト

casts

 

-----------メモ-----------
とにかく演出も踊りもいちいち派手…!ストーリーもかなり特殊で面白かった。
 
序曲中、船で迷い込んだ?オデットが白鳥に変えられるシーン、二人の役者で早着替え演出。
アメコミヒーローみたいな鎧?風衣装王子、1幕最初は男性群舞で、弓を持って、狩へ?パドトロワは無く、花嫁候補の各国の姫のソロが。
王子のソロのシーンでオデットが木の陰から見ている、という演出。オデットの方が先に王子を気になる演出はちょっと面白かった。
また、王子とオデットは人間の姿で出会う、という演出で、そのまま踊られるパ・ド・ドゥがまるでロミジュリみたいな、オフバランスでダイナミック。その内、オデットが「帰って!!」と王子に伝え、ロットバルトに連れていかれて、白鳥に変えられてしまう…
オデットとしての登場シーンは、オーボエ…?
バランス得意な加治屋さん向けなのか、オデットソロからパ・ド・ドゥから曲のテンポがめっちゃくちゃ遅かった。
極力マイムが無くともわかりやすい感じにしているのか、普通であれば「私は白鳥の姫で…」みたいなマイムが入るところで普通に踊りが。多分オデットと王子のパ・ド・ドゥのシーンで、ゴールドが舞台脇にいなかったのが印象に残った。
ラストに、黒鳥が1人連れて行かれてオディールに変身するシーンが挿入されている。オデット/オディール役は早着替え。

 

2幕、王子は赤系でキラキラしない感じの衣装?
花嫁たちはファンファーレで登場し、ワルツで王子とそれぞれ踊る。マントを被ったオディールがチュチュではなく洋服で登場。
姫と各国の使節の踊りは、ロシアの踊りがバイオリンソロから始まってあまり聞いたことない踊りだった。ローザンヌに出場されていた脇塚さんがナポリの踊りで登場。ローザンヌの時はかなり細かった気がするけど、体に厚みがあった。体力もついたかな?
お姫様達の「私を!!ぜひ!!」みたいなアピールがすごい。でも姫様間は別に仲悪くなさそう。
オディールと王子が踊る場面前に、パーティーの面々が退場している。途中で妹?達がちょっとだけ様子を見に来るシーンが。オディールにこまめに指示出すロットバルト。ロットバルトは人間の姿しているととってもイケメン。オディール衣装は蜘蛛の巣みたい。2幕にオデットが登場するシーンがなかった気がする。
母親に結婚の報告したらパーティー参加者がわらわらと舞台上に登場。
花束で花嫁を選んだ所で、(黒鳥から早着替えで)登場したオデットが人間の姿で登場し、「誓ってしまったの…!!」って感じで、黒鳥の高笑いが…。
一斉に倒れる人々。階段上の窓?が開き、まるでスーパーマンみたいに飛び出すロットバルト(ちょい面白かった)。絶望するオデット…。
3幕、ラストは何故かドラゴンが背景に登場。大変な存在感。
 

ひとりひとりのダンサーの個性というか主張が激しいというか、こんなに主役達が踊っている時にゴールドが動いていることを感じる作品があっただろうか?と思うくらい。

公演を通して印象的だったのが、コール・ドのポアントの音がとにかく激しくてうるさいくらいだったこと。多分わざとなんだろうけど…どういう効果を狙ってなのかがわからなくて、それが気になった。

-----------

 
 

2022/10/28 クレオパトラ[Kバレエカンパニー] 記録

キャスト表などの記録。

主演級のダンサーがそろい踏み、さらに熊川哲也氏も登場する回の公演で、とっても豪華だった。踊りに踊りに次ぐ踊り、でドラマチックかつ見ごたえたっぷり。

衣装も豪華だけれど、特にセットの使い方が大変素晴らしい公演だったと思う。

もう少しストーリーを予習してから見に行くべきだったと反省…

 

キャスト

casts

 

会場の様子

poster

 

2022/10/28 ジゼル[新国立劇場バレエ団] 記録

これも昨年の公演ですが記録だけでも。鑑賞直後に作りかけたメモも記録に。

 

キャスト

casts

 

timetable

 

-------メモ-------

新制作のジゼル、違和感が一つもなく素晴らしい公演!

セットがとてもリアル。鬱蒼とした白樺ぽい木の背景で、空は青空になったり暗くなったりと変化。村の家々のつくりもリアルで段差までつくってあり、そんなに登場しない馬車でさえリッチなつくり…

ペザントは男女ともソロが2回あり、かなり見ごたえあり。この回のペザント男性ソロはちょっと手に汗握る感じで…がんばれ!!って応援したくなるような踊りだった。最後の笑顔にちょっと安心。
ジゼルの1幕ソロは、ピケ・アラベスクが同じ向き2回でなく右足軸、左足軸一回ずつだった。
木村さん、ソロはちょっと音からずれるのが気になったけれど、演技はとても面白かった。裏切りを知った瞬間は悔しさが強く。倒れこみ方が自然だったのが好み。体が弱くて膝から崩れる…という感じがとてもリアルだった。
福岡さんは、こんなにムカつく役なのに憎めない感じなのが面白かった。

2幕、墓地は結構おどろおどろしい感じ。初っ端はスモークがたちこめる。

ウィリ達のコール・ドは、最初はベールを被ったまま踊る。ベールを糸で取り去るような仕組みはなし。(あれ、結構トラブルが多いからない方が個人的には安心するのでよかった。)
ウィリもミルタも(役作りによるかもしれないが)怒りに満ち満ちているような、見ていてかなり恐ろしい感じだった。この日のミルタは大抜擢の吉田さん。とてもしっかり踊っていて良かった。勝手に姉御系のミルタに感じた。
ウィリ達が全員で迫りくるシーンはかなり迫力。ヒラリオンは殺されるシーンまでしっかりとあり。。。犠牲に。。
アルブレヒトのソロで、ミルタに許しを乞うシーンでは、アントルシャとブリゼの組み合わせ。
福岡さんのラストの、「待って、行かないで!!」って感じの演技には感動した。
夜空の背景は明滅したり、月に満ち欠けもあったのが印象的。
演技もよく、ストーリーがとてもわかりやすくてとてもよかった。
 
このジゼルは左側にジゼルの家、墓地、と重要なセットが来るから、絶対に左側からは見てはいけないと思った。
この回は左側の席になってしまったのですが…唯一良かったのがウィリ達にパドブレで迫られるのを体験できることかな…。
--------------

 

会場の様子

poster

poster

poster



 

2022/10/13 マカロワ版「ラ・バヤデール」[東京バレエ団] 記録

もう半年以上前に鑑賞した舞台ですが、ひとまずキャストなどの記録だけでも残しておきたいと思います。

 

秋山さんが踊りも表現力もとてもよくって、秋山さん主演公演をたくさん見たいなーと思った舞台でした。

 

casts

 

 

花籠の踊りの所が良く見るロシア系のバージョンとは違う音楽・踊りだったのが印象的。

個人的にはパ・ド・トロワが割と笑顔で踊っていたのがちょっと違和感。このバーションはこう踊るのかもしれないですが。

この回の公演では、影の王国の登場シーンでコールド最初の人が坂をずり落ちちゃったような気がしました…

 

会場の様子

theater

2022/12 食堂もり川 "エビフライ定食"

年末、久しぶりに機会があって、東京大学前にある食堂もり川に行ってきました!

実に3年ぶりの来訪です。

 

平日13時過ぎに訪れたのですが、店外までちょっとした行列が…

店内に入ってみると、おそらくコロナで座席数を減らし、客同士間隔をあけたりして座ることになっていたようでした。

 

店内入ってすぐにまず注文をする形式で、レジの後ろの壁にはずらっとメニュー札がならんでいます。

店外の看板には日替わり定食が掲載されているので、入店前には「おっ、日替わりにしてみようかな…」と思ったりもするのですが、結局、メニュー札を見るとこれを頼んでしまうんですよね…

 

エビフライ定食(ご飯少なめで1,100円)

fried shrimp

 

エビフライ定食…2019年に一度来訪した際は1000円だったんですよね。

100円のお値上げです…

時は大値上げ時代…さすがのもり食といえど値上げの波が…

 

しかし、100円お値上げされていても品数やボリュームはほぼ変わらず。

…というかむしろ、小鉢にお野菜やらがんもどきやら味の違うお惣菜が何種類かのっていまして、手間が増えてませんか???

 

エビフライ、3年前と変わらずブリッブリで歯ごたえたっぷり、身もぎっちり、揚げたてで、満足いくまで食べられて最高でした!

小鉢もお漬物も味が絶妙で、これまたツヤッツヤで抜群の炊き加減のおいしいお米がどんどん進みました。

 

値上げ+容量を減らす、なんてのが日常茶飯事の今日この頃、ボリュームの変わらない(むしろちょい増?)の値上げはなんだか嬉しい誤算でした。

 

ごちそうさまでした!

 

tabelog.com

2022/12 とんかつ神楽坂さくら "ロース&海老フライ定食"

お久しぶりの更新です!気が付けば2023年になってしまいました…!

昨年夏ごろからあまりに忙しく、全くもって余裕を失っておりました…(2022年8月がラスト更新だったというのが非常に分かりやすい…)

やっと落ち着いてきたので、また、のんびり雑なメモを更新していきたいと思います…

 

もう昨年末のことになってしまいましたが、機会があり、初めてのお店「とんかつ神楽坂さくら」で海老フライを食してきました。

さすがとんかつのお店、店内の床が(決して汚いとかそういうわけでなく、しょうがない感じで)油っぽくて危うく滑りそうになりながら入店。

 

休日の、もう昼も14時をまわったあたりに入店しましたが、まばらながらも思ったより店内に人がいました。

 

menu

 

揚げ物メニュー大充実!

どれにしようかと散々迷いまくって、海老フライはもちろん食べたいけど、"とんかつ神楽坂~"というお店だし、せっかくだからとんかつも食べたい…という私の気持ちを見透かすような、どっちものせのメニューを注文しました。

ロース&海老フライ定食 1958円 (税込)


meal

 

ボリュームたっぷり!

お味噌汁、ご飯、キャベツはお代わりし放題だそうです。

ゆずのドレッシング、ソースやお塩、ほうじ茶のポットが卓上にあり、自由に利用できました。

 

fried shrimp

 

海老が2本も~

 

fried shrimp

 

海老、かなりおいしかったです!身も立派な大きさで適度な歯ごたえ。

揚げたてサクサクでそのまま食べて海老の甘みも十分感じられました。

 

しかし楽しみにしていたロースのお肉が…今回食べたお肉はちょっと臭みが気になってしまいました。柔らかくて食感はとってもよかったのですが、残念。

あとお皿に盛られていたタルタルソースが、いまいちぼやっとした味で好みでなかったです。

 

同行者から少し分けてもらったメンチカツがとてもおいしかったので、今度は海老フライとメンチカツを食べようかな…

ごちそうさまでした~

 

2022/8/14 白鳥の湖~大いなる愛の賛歌~[東京シティ・バレエ団]

東京シティバレエ団が、確か2020年夏にも上演予定だったのを中止した、藤田嗣治美術、石田種生演出・振り付けの白鳥の湖、やっと鑑賞できました。

2020年の時はチュージンとスミルノワがキャストに入っていたと思うのですが、再演の今回はオニール八菜さんとジェルマン・ルーヴェ氏のパリオペ組がAキャスト。Bキャストの佐々晴香さんは、もう白鳥がぴったりだろうし、ぜひ見たいと思っていたのですが、NHKバレエの饗宴と同じ日で移動が不安過ぎて見送ってしまいました…

いつか、佐々さんの白鳥を見たいので、東京シティさん、ぜひとも毎年佐々さんをお呼びいただけないでしょうか…

ということで、今回私はオニール八菜さんとジェルマン・ルーヴェ氏のAキャストのみの鑑賞となりました。

どうも全体的にキャストチェンジが多発しており、ついにはBキャスト主演のキム・セジョンさんも降板されていたと…

無事に上演をしていただけて良かったのですが、みなさんどうぞご無事で…。

 

cast

 

 

石田種生版白鳥の湖、とても面白かったです。ストーリーが非常にはっきりわかりやすいハッピーエンドなのですが、ラストは白鳥にされた乙女たちが自ら戦ってロートバルトを倒しに行く、というのがすごく現代的だなと思いました。

踊りも、パンフレットにもある通り、徹底的にアシンメトリーに見える配列はすごく印象的でした。かなり上の階の座席から鑑賞したのですが、動く舞台装置かのような美しい群舞が堪能出来ましたので、1度は上階から見ると良い作品だと思いました。最終的には左右対称でなくシンメトリーな形になるのに、みるみる隊列が変わって美しく整っていくので、なんだか爽快感があるというか…永遠にみてられる気がしました。また、ポアントの動く音までそろっているからかポアントの音まで音楽の一部かのようでした。特に4幕の群舞は非常に印象的です。

きっとダンサーの皆さんたち、この隊列を合わせるのは大変なのでは…と思うのですが、踊り慣れていらっしゃるのかとってもスムーズでした。

藤田美術の舞台セットも気品がある感じが美しいなと思いましたし、特に1幕の衣装は淡い水色と緑とピンクの衣装がそれぞれ混ざって踊っても調和しているような色合いで、とても印象的でした。

 

<<その他のメモ>>

・1幕のパ・ド・トロワがあまり観ない振り付け。

・2幕、ロートバルトの登場が曲の途中のようなあまりないタイミングだった。
・3幕、ジークフリートのソロはバイオリン独奏から始まるタイプ。
・3幕、ロートバルトがオディールをマントで隠して登場するシーンあり
・4幕の曲はチャイパドのアダージョの曲。
・ラスト、オデット役がピケで舞台袖にはけた後、別の人が舞台奥で王子とポーズを取っている。(多分その間にオデット役は早着替え)。ロートバルトが倒された後、オデットが人間に戻った姿で登場、という演出だった。
 
パリオペのお2人は悪くなかったです。お2人とも見た目が華やかで、3幕は舞台から薔薇の香りでもしてきそうな感じでした。でも、前日に非常に行き届いたとんでもないクオリティのパ・ド・カトルを見てしまった後だったので、なんとなく緊張感が足りないというか、ピリッとしない出来だったような気がしてしまいました。
ジェルマン・ルーヴェ氏は王子がはまりすぎて、王子を踊るために生まれてきたのかな、という感じ。あまりの王子の中の王子感に見ているだけでため息が漏れました。かかとが押し出された常に美しいつま先、脚のライン、跳躍中も腕肩に何も力が入っていないかのように見える踊り、素晴らしかったです。
オニール八菜さんは、以前踊りを見た時は不思議とあまり思わなかったのですが、今回はすごくパリオペらしい踊りだな~と感じました。技術が安定しているのが良かったですが、演技をされていない感じというか…特にオデットはなんだかすごくまっさらだな、と感じました。オディールは艶やかでオデットよりはオディールの方がはまって見えた印象でした。
あとは、道化役の岡田晃明さん、初めて踊りを見たと思うのですが安定した跳躍と回転が素晴らしかったです。三羽の白鳥を踊られた方々もとてもお上手だったのも印象に残りました。
ちょっとだけ心配だったのが、パ・ド・トロワの第2ヴァリエーションを踊った方がことごとく転んでしまっていたのですが(ケガが無かったのか心配…)同じような箇所で3幕にオニールさんも滑っていたような気がしたんですよね…
何もなかったらよかったのですが。
オーケストラもとっても盛り上げてくれるような感じがしたのがよかったです。井田さんの指揮、K-バレエで振ってらっしゃる時はあんまり好きな指揮じゃないな…と思うのですが、最近、K以外の公演で聞くとなんだかすごくいいな!と思うときが多いような気がしました。
 
 

timetable